海の見える街

意味とか価値とか、そういうのがあると最高に良い

2017-01-01から1年間の記事一覧

季節外れの花嫁 君は春と踊る ほどけていく間違い 機械の絨毯 何にもなれないぼくを 君は どうして救ったのかな 気が触れたら、おしまい 気が触れたら、おしまい

水曜日の冷凍室には不鮮明な蓋然があって、時折どこかのクジラと共鳴しているって話、あなたは聞いたことある? よく出来た頭、¬整序されるべき i、5、7.8、3、909、えっと、それから……、そう、お隣の**さんーーーー。

雑記のような何か

男は筆を取り、先ずその過剰な自意識を以て彼の懶惰な生活を滔々と記し始めた。努めて自罰的に、デカダンを夢見て。そんな児戯のような露悪が、男の唯一の特技であった。男はこれを芸術と思いつつ、表面上は否定してみせた。「こんなものは、ただ/\、悪趣…