海の見える街

意味とか価値とか、そういうのがあると最高に良い

雑記のような何か

男は筆を取り、先ずその過剰な自意識を以て彼の懶惰な生活を滔々と記し始めた。努めて自罰的に、デカダンを夢見て。そんな児戯のような露悪が、男の唯一の特技であった。男はこれを芸術と思いつつ、表面上は否定してみせた。「こんなものは、ただ/\、悪趣味な手癖に過ぎないのさ」

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