海の見える街

意味とか価値とか、そういうのがあると最高に良い

日用品

写真だって文字だってみんな絵だって牧師は言った、構造主義者の殺人動機、水面で死んでいる風船、何人目までが私か、それだけを考えている、嫌いって感情を知りたかっただけ、ぜんぶから逃げたいって思ったら肺を汚せばすべて許されるから、煙草と花束はよく似てる、硝子細工のコートを着て街に出掛ける、帰りに牛乳とボタンとカフカを買ってこよう、そしたら私は神様になって、部屋を掃除しはじめる、口ずさむ音楽はもう形式上の音楽でしかない、私は神様なのだから、福音となって戦争が起こる、なんてことと微笑を浮かべて、私はカフカを食べる、