海の見える街

意味とか価値とか、そういうのがあると最高に良い

決意の朝、訣別の夜

寄り添わない。

背中なんて押してやらない。

そんなものをぼくは歌わない。

そんなものはぼくじゃない誰かがつくる。

 

「甘えるな」

「死んでしまえ」

 

強く、

強く、

強く。

 

きみの「それ」は、美しい劣等感。

 

ぼくなんかいなくたって、

黙って生きてろ。

 

同じだけの絶望を、歌う。

 

(歌う)