海の見える街

意味とか価値とか、そういうのがあると最高に良い

風船の詩

淘汰と排他を繰り返して、僕は土が嫌いだった。

琥珀色の嘘に騙されて、今日も推理と料理の区別がつかない。

 

無花果の花は実の中で咲くんだって。

回転する帚を眺める猫の瞳は硝子で出来ている。

 

この国家では、どこにでも柱が立っているね。

まるで柱の種子でも蒔いたみたいに。

 

午前中、鮮やかな配色のビル群。

流れ星の死骸。

 

食べられた深淵は、どうやら左だけだった。

宇宙船の心臓が、どこまでも運動を続けていた。

もがけばもがくほど沈んでいくのなら、

 

解答はきっと底にある。

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